トタン屋根の塗装 つづき②

屋根のてっぺんはどれほどの高さなんだろう。

どうやって上ったんだろう。

高い所が得意では無い私の素朴な疑問です。

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前にもお話しましたが、急な勾配の屋根なので、本来ならば屋根上にも足場をかけるところを、自家製の屋根ハシゴで対応してくださっています。

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こちらの予算を考えてくださっての事です。

本当にありがたい。

 

お陰様で、多分何十年も塗り替えていなかったトタン屋根も本当に綺麗になってきました。

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色決めも、丁寧な説明の後に決めたので、思った通りになっています。

 

そしてなんと!

 

塗人〜ぬりんちゃ〜天野さんからのサプライズがありました!

 

屋根に飛び出している窓の壁が、今にも崩れそうで心配と相談していたのですが、なんと穴を塞いで壁を白く塗ってくださいました。

 

屋根のペンキとは違う色、驚く事にわざわざ用意してくださったのです。

 

これで台風の日も安心です。

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塗人〜ぬりんちゅ〜天野さんには4人の男のお子様がいらっしゃると伺いました。

間違い無く優しいお父さんでしょうね。

 

あと2〜3日で塗装も終了するとの事です。

ピカピカの屋根が仕上がるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

トタン屋根の塗装 つづき

屋根の塗装中は最後まで勝沼に滞在する予定でしたが、私の歯が痛みだし、急遽神奈川に戻る事になってしまいました。

 

大工仕事や家具のペンキ塗りなどが好きな私としては、最後まで作業を見守りたいところでした。

 

とても残念‼︎

 

そんな時、『塗人〜ぬりんちゅ〜』天野英樹さんから「今日は雨の為に休工します。」というメールと共に昨日の作業の写真が送られてきました。

 

きめ細かい心遣いが嬉しいです。

前回と同じケレンの作業を昨日もして頂けたそうです。

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またケレン作業が終了したもう一つの屋根には、錆止め塗装も

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丁寧に材料の名前も書いてくださいました。

 

天野さんは建築塗装1級技能士という資格を持っていらっしゃるので、安心です。

 

少し離れた富士吉田市から毎日来てくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

丁寧なトタン屋根の塗装

葡萄の収穫も終わり、長年そのままになっていた屋根の塗装をして頂く事になりました。

 

この家は、藁葺き屋根にトタンを被せ、何十年かに1回塗替えをしていたんだと思うのですが、前回いつ塗装をしたのか、今となっては訊ねるすべも無く、雨漏りしてきたので、とにかく早急に業者さんにお願いしなくてはと、こちらの『塗人〜ぬりんちゅ〜』さんにたどり着き、今週から作業して頂いています。

 

初日は足場設営からでした。

足場屋さんが、テキパキと半日で完成!

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その間に『塗人〜ぬりんちゅ〜』さんが、使用していない温水器を下ろしてくださって、手際の良さに驚かされました。

 

次に高圧洗浄機で、それはそれは丁寧に時間をかけて屋根の汚れ取りをして頂きました。

ひどく汚れていたとの事で、高圧洗浄機で取り切れない場所はケレンという作業を先にして、トコトン磨き上げる徹底ぶりで、『塗人〜ぬりんちゅ〜』さんのお仕事にまたもや感動しました。

 

その間、雨漏りは無いか等、私は家の中で天井を凝視していました。

 

今日は3日目ですが、引き続き屋根の汚れ取りを3人がかりでしてくださっています。

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傾斜の急な屋根なので、本来なら足場が無いと難しいのでしょうが、自家製の屋根ハシゴを木材でサッと作り、それを頼りに汚れ取りを徹底してくださっています。

 

また、修理が必要な箇所については、その都度分かりやすい説明をしてくださいます。

 

屋根塗装は洗浄が大切と伺い、本当に良い業者さんにお願いしたなと嬉しく思っているところです。

 

ちなみに収穫後の畑は秋を迎えています。

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2021年ワイン仕込み 他のワインとの違い

ワインの仕込みが終わりました。

 

前田龍珠園の畑は祖父が土屋龍憲氏の息子さんから譲り受けた古い畑です。

 

土屋龍憲氏とは、フランスに派遣され日本に本格的ワイン醸造法を持ち帰って来た方。

畑の直ぐ側に生家があります。

 

前田龍珠園ではそのたった一枚の畑で、白ワイン用の甲州葡萄を作っています。

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除草剤は一切使わず、全体的には草生栽培で、刈り取った草は畑に残します。畑の周囲、杭や木の周りは手作業で抜き取り、根っこの土を払って、畑の端に積み重ね、根を太陽に向けて枯らします。

1〜2週間すると同じように草が生えて来るので、幾度と無く同じ作業を繰り返します。

 

もちろん化学肥料は使いませんし、有機肥料も滅多に与えません。

それは60年の古樹の深い根張りからの自力でのミネラル吸収が美味しいワインを造るからです。

 

そして9月下旬、いよいよ収穫の時です。

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先ずは収穫カゴに丁寧に摘み取ります。

 

取手の部分はなるべく長く切り取り、そして粒が外れないように慎重に丁寧にカゴに入れます。

 

その後に前田龍珠園ならではの、他のワインと違うこだわり作業があります。

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実は再度葡萄を見直し、じっくり選果するのです。

取手を長めに収穫したのは、この作業の為でした。

利き手にハサミ、反対の手では葡萄の取手を摘み360度、また上から、下から、太陽光に透かせたり、反対側からチェックしたり。

 

枯れた茎、悪い粒、悪くなりそうな粒、虫などを時間を掛けて取り去ります。ハサミや手を消毒しながら丁寧に、丁寧に。

 

こちらは切り取られた粒の一部です。もったいない様な粒もありますが、美味しいワインを造るためですから仕方がありません。

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そしてようやく最高の醸造用葡萄が出来上がります。

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これをワイナリーに持ち込んで、搾汁です。

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昨年まではノーマル醸造法のアヤモノポール、皮と種と果汁を1日付け込んだアヤマセラシオンペリキューレの2種類を醸造していましたが、今年はもう1種類仕込みました。ご報告は出来上がってからのお楽しみといたしましょう。

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今年も仲間達に支えられての作業でした。

毎年の事ですが、忙しい中駆けつけてくれ、本当に感謝しています。

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2月か3月頃に、ワインが仕上がります。

楽しみにしていてください!

 

 

 

 

 

 

 

甲州と甲州三尺のいま

久々の投稿です。

今年の勝沼は梅雨の晴れ間がキチンとあります。

 

雨の上がり際には遠くから鳥のさえずりが聞こえ始め、陽の光がさすとセミの声が響いてきます。

 

葡萄にとって、とても恵まれた天候です。

 

今日の甲州

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そして甲州三尺

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順調に成長しています。

また畑仕事に行ってまいります!

 

 

 

アヤマセラシオンペリキューレはどうやって造るのか

まずこちらが、ワインになる前のアヤマセラシオンペリキューレ、搾汁当日の果汁です。

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今年も綺麗なシャンパンゴールドになりそうな濃厚なオレンジ色

 

どうやってこちらの果汁を搾ったのか、ぜひご覧ください。

 

真っ赤に完熟した甲州葡萄を選果して、良い葡萄だけを日陰で干します。葡萄の体積が減り、味が濃厚になっていきます。

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2日後にワイナリーに持込み、破砕機に入れます。

ここで、果梗(軸部分)だけが取り除かれます。

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残った皮・種・果汁をタンクの中で一日醸します。

果汁には皮や種からの特別な香りや旨味がたっぷりと浸透します。

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そして翌日、いよいよ搾汁

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手作業で搾汁機に

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こうして、丁寧にアヤマセラシオンペリキューレは造られています。

 

この日1日だけしか味わえない果汁は格別な味がします。

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古樹甲州の収穫

9月の終わりに収穫をしました!

1年にたった1度だけの楽しみです。

 

今年も長雨で、梅雨の時期から悩まされましたが、前田龍珠園では毎日のように葡萄園を廻り、丁寧に一粒一粒ハサミを入れて管理してきました。

 

そんな大切な葡萄、今年も仲間達が集まってくれて、丁寧に収穫して、じっくりと選果してくれました。

 

例年と違うのはコロナ対策。

全員が同じ方を向いて選果作業をするなど色々と注意を払いました。

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一房の粒が少量になってしまう物もありましたが、美味しい葡萄だけを残すことは、前田龍珠園の美味しいワインへのこだわりです。

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葡萄の色は濃い紫色に。

収穫後の畑は仕事が一段落したかの様な落ち着いた様子です。

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さあ、この後は醸造です。

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今年の葡萄も色濃く、琥珀色のワインが出来そうな予感がしています。