葡萄の剪定

葡萄の木は、寒い冬の間は静かにジッとしています。

 

ツルも硬く、動かすと折れてしまうほど。

 

今は収穫の時に繁っていた葉っぱが落ち、そんなツルだけが残っています。

 

畑に立って空を見上げると、ツルの間から綺麗な青空が広がっています。

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勝沼は今日も快晴です。

 

やる気満々!さあ剪定!

 

夫とそれぞれ担当する木を決めて、作業開始です。

 

「芽が出て来たらこの方向に伸びるから」とか「こちらのツルは樹勢が強いから」など、頭を悩ませながらも大胆にカットしていきます。

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いつも農作業をしているとモズが近くまでやって来ます。

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モズに話しかけては癒されて、また剪定を続けます。

 

遠くで、夫に呼ばれたような

 

なんと夫もモズと話をしていました。

 

穏やかな1日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワインの瓶詰めの前の楽しみは?

昨年9月に収穫した甲州葡萄が瓶詰めの時期を迎えました。

 

今年は長雨やひょうの影響で、多くの葡萄栽培農家が被害に悩まされたようです。

 

前田龍珠園では畑に行く度に、先の細いハサミを使い、隣の粒を傷つけないように、影響を受けた粒を丁寧に一粒ずつ落としました。

 

その甲斐あって、房自体は小さくなりましたが、美味しいひと房が出来上がりました。

 

そんな想いのこもった葡萄ですから、どんなワインに仕上がっているのか、楽しみでなりません。

 

瓶詰め前のワイナリーを訪問し、テイスティングした上で、レシピを考えるのは最高の楽しみです!

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1000平米の小さな畑の葡萄で、2種類のワインを作っているのですが、

 

先ずはノーマル醸造法アヤモノポールテイスティング

 

上品な香りと濃さに驚きました!

 

そして、皮と果汁を1日つけこんで、皮の複雑な渋みや酸味を果汁に浸透させたアヤマセラシオンペリキューレをテイスティング

 

濃く深い味わいでした。この複雑味を残すように、こちらは無濾過で仕上げる事に決めました。

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同じ甲州葡萄でも、畑や栽培者ごとに違う味となり、ワインも決して同じ物はない!

 

前田龍珠園は今年も良いワインが出来ています。

 

 

 

 

 

甲州白ワインの収穫をしました。

自家栽培葡萄でワインを造っている前田龍珠園です。

 

今年は梅雨の長雨の影響でどこの畑を見ても晩腐が出て、収穫量はとても少ないそうです。

 

前田龍珠園の葡萄は自然に近い栽培法なので、天候に左右されるのは仕方がない事

 

今年は例年以上に葡萄の一粒一粒と向き合って、悪い粒は徹底的に落とす作業を何ヶ月にも渡り繰り返してきました。

 

房の中には数粒しか実が残らない物もあります。

 

でも残った数粒も大切に。間違いなく美味しいワインになるからです。

 

よく太陽の光が当たるように元気いっぱいに育てた甲州ですから、朝日を浴びるとこんなに真っ赤になります。とても美しい色です。

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それらの葡萄を、頼もしい仲間達の力を借りて一気に収穫します。

 

一般ワイナリーの葡萄はこのまま仕込むのが主流でしょう。

 

けれども私の畑ではひと房ずつ手に取り選果して悪い粒を落とします。とても真剣に。

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初めて参加した仲間が必ず口にするのが「もったい」

 

それもそのはず、ほんの少ししか傷んでいない粒でもワインに適さないから、良い粒でも房から外れかけたものは発酵が始まっているからという理由で落としてしまうからです。

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本当にもったいないのですが、除草剤や化学肥料不使用で自然栽培を目指して頑張っているのに、最後で気を抜くわけにはいきません。

 

何としても『雑味のないスッキリとした美味しいワイン』を造りたい!

 

仲間達の協力の甲斐あって、美味しいワインを期待させる今年の葡萄が揃いました。しっかりトラックに積まれワイナリーへと向かいました。

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ワインdeテニストークショー

実は学生時代からテニスサークルに所属し、地味に数十年もテニスを続けている私

 

主人も中学時代に「エースをねらえ」に感化されテニス部に入ったらしく

 

二人ともテレビ観戦も練習試合も大好き!

 

周りにもそんな仲間がたくさんいます。

 

それなら、ワインを飲みながらテニスの話が聞けたらどんなに楽しいだろうか

 

持つべきものは友とは良く言ったものです。

 

私には大学時代のクラスメイト秋山英宏氏がいるではありませんか。

 

彼は1987年よりテニスの取材を始め、グランドスラムや国内外の主要なトーナメントをカバー。テニス専門誌やスポーツ誌などに多くの試合レポート、インタビューなどを寄稿。現在は日本テニス協会広報委員会副委員長を務めています。錦織圭との共著で『頂点への道』を出版し、まさに錦織圭を知り尽くした人物です。

 

話を持ちかけると快諾してくれ、それならばとプロのテニス解説者佐藤武文氏とともにトークショーを開催する運びとなりました。

 

藤武文氏はプロツアーコーチとして世界を転戦し、森上亜希子のツアーコーチだった時にはランキングを270位から56位へと急上昇させ、現在CS放送GAORADAZNなどでWTA、ATPツアーのテレビ解説者を務めています。

 

私に想像のつかない程のテニスの知識があるおふたりに、何を話してもらえば良いのか迷いました。

 

それなら参加者の方々からのご意見を募ろうということになり、皆さんに沿った形でのトークショー

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第1部全仏テニスで何が起こったのか!

現地取材直後に語る

第2部アマチュアでも使えるトッププロの技術と戦略

 

もちろんワインで乾杯し、アットホームな雰囲気のワインdeテニストークショーになりました。

 

イベント後、テニスをお休みしていた方が始めたくなったという声や、ワンポイントを聞いて直ぐに試したくなったという方、そして多摩区西生田にこんな美味しいワインがあるなんて知らなかったという嬉しいお言葉も

 

ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

 

また、マイクとアンプをお隣のちゅうりん庵中林さんから、椅子をFM at加藤さんからお借りしました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葡萄は花が咲いて、ツルが伸びて

畑は今年も気持ちの良い風が吹き抜けています。

 

この風は、季節を問わず夕方になるとサラサラと葡萄の葉を揺らし

 

カッコーも大声で鳴いて気持ち良さそう

 

甲州葡萄は房を付けて、ちょうど花が咲き始め

 

長いツルは1m以上にも成長しています。

 

その先を摘んだり、ツルを減らしたり

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根気のいる作業です。

 

そうすることで陽の光がいっぱい当たる、明るい畑になります。

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甲州三尺は、長い房が見ものです。

 

風で飛ばされない様に、しっかりとツル結つけをします。

 

ピオーネは、1ツルに1房だけ残して他の房は落とします。

 

甘くて美味しいピオーネを作るための贅沢です。

 

昨年青芽接ぎに成功したビジュノアールは、嬉しい事に着実に成長しています。

 

そして、草取り作業

 

除草剤を使わないため、覚悟の重労働😂

 

少し前に、明治大学の先生と生徒さんが抜根してくれたので随分助かりました。

 

今回は農作業をしながら見つけたフキと満開に咲いた赤いバラの花を自分へのご褒美に持ち帰りました。

 

 

 

まだ4周年です。

産まれた時から葡萄とワインに囲まれて育ちました。

 

農作業の両親に連れられて葡萄畑に遊びに行って、新しい発見をしては目を丸くして、そのうちに軽トラックの荷台によじ上りお昼寝をして、、

 

当時はワインの一升瓶のエチケットを庭の水道で濡らしながら剥がしていましたが、随分楽しそうに見えたのでしょう、率先して手伝ったり(?)しておりました。

 

大人になってからも、実家に帰ると農作業の手伝いをして

 

畑仕事には疲労を上回る充実感や達成感があります。

 

夫と一緒に葡萄畑を継いでからは、それまでの『手伝い』とは違う農作業が始まりました。

 

幼い頃に見ていた葡萄は同じ木になっていますが、全く別物に見えます。

 

その葡萄をワインにして丸4年が経ちました。

 

色んな初体験をしている毎日ですから、もっと長い年月が過ぎた様な気がします。

 

この4年間、お客様や様々な分野の方々にお世話になりました。

 

皆さん、暖かい声を掛けてくださいます。

 

先週の4周年記念パーティーにも皆さんにお会い出来て本当に嬉しかった!

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ありがとうございました。

 

そしてこれからも応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

冬の農作業が楽しくなりました!

春になる前、畑の仕事が忙しくなります。

 

まずは、葡萄の樹の剪定

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剪定後に蔓が伸びて葉っぱが出て来たら、棚全体が均等に埋まるだろうかと想像しながらの作業です。

 

この道70年の叔父が剪定しているのを見た時に、目にも留まらぬ速さでハサミを次から次へと動かしていたのには驚きました。

 

そんな風に仕事が出来たら良いなと、葡萄棚を見上げるとやはりどう切ろうか、頭を抱えてしまいます。

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自分なりに丁寧にゆっくりと、納得がいくまて考えよう。

 

だから時間が足りません。

 

今回嬉しいことに、明治大学農学部の先生が研究室の学生さんを連れてお手伝いに来てくださいました。

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樹の皮を剥がして、中に潜んでいるかも知れない虫を手袋で擦って退治するという作業です。

 

農薬を使わないアナログな作業

 

葡萄の房が出来る前

 

早い段階で退治する事が大事と考えています。

 

冬場は朝の寒さが特に厳しく、指先が凍りつきます。

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うちのような通い農家は朝から晩まで目一杯作業をしなくてはならず、弱音は吐いていられないのですが、一人二人で作業するのはやはり辛いです。

 

今回は6名の方々が援農に来てくださり、心の中からポカポカしてきました。