葡萄の成長は？

猛暑が続いて雨が少なくても、畑の土は茶色く適度に湿って、少し掘ると冷んやりしています。

先日接木を移植した甲州は、かなり時期外れでしたが、しっかり根付いています。

水遣りをしなくても土が適度に湿っているのは、葡萄棚の茂った葉が傘の役割をしてくれている事、

除草剤不使用の産物である雑草が保護してくれている事などのおかげでしょうか？

古木は20m〜30mも根が伸びているそう

この暑さの中、自力で水分や栄養を吸い上げているのですね。

春先のまだ新芽が出る前の話ですが、葡萄が吸い上げた水分が剪定したツルの切り口からポタポタと落ちるのが、あまりに勢い良く驚かされます。

今の季節は、その水分が葡萄の樹、枝、葉、実、ツルの先端にまで行き渡っているのでしょう。

葡萄は栄養も水分も与えられていないのに、もの凄い生命力です。

そして、今年も甲州が色付き始めました。

先日は摘房をして房の数を減らす作業を中心に行いました。

太い枝には二房、細い枝には一房にしてぎゅっと旨味を凝縮させます。

こんなに立派に育ったのに、と

心を鬼にして、房を選別します。

傍に一本だけある甲州三尺も成長しています。

ピオーネもジベ処理をしないので、粒が大小様々

一粒ずつ色付くのは面白いですね。

青芽接ぎをしたビジュノアールもぐんぐん伸びています。

仕事優先で、色々と写真を撮り損ねてしまいましたが、朝から晩まで充実していました。

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